妊娠授乳関連骨粗鬆症とは?

女性のカラダ

こんにちは☺︎

先日勉強会にて妊娠関連骨粗鬆症についてのお話を聞いてきたのでその内容をまとめてみました。

妊娠授乳関連骨粗鬆症とは?

妊娠や授乳の時期は、女性の体が大きく変化します。

赤ちゃんの成長のために多くの栄養が使われ、ママの体の中でも骨の代謝が活発になります。その過程で、まれに骨密度が急激に低下してしまうのが「妊娠授乳関連骨粗鬆症(Pregnancy and lactation-associated osteoporosis)」です。

出産後、突然腰や背中の強い痛みを感じて病院を受診したところ、椎体(背骨の骨)の骨折が見つかるケースもあります。妊娠・授乳期に起こるため気づかれにくいのですが、実は“頑張りすぎサイン”でもあります。

なぜ起こるの?

はっきりした原因は解明されていませんが、

・妊娠中のホルモン変化(エストロゲンの低下など)

・授乳によるカルシウム消費の増加

・急激な体重変化や運動不足

・栄養バランスの乱れ

などが重なって起こると考えられています。

回復とケア

ほとんどの場合、授乳を終えるとホルモンバランスが整い、骨密度は自然に回復していきます。ただし、痛みや骨折がある場合は医療機関での治療が必要です。

妊娠・産後期は「休むこと」も立派なケア。

無理に動かず、必要に応じて家族や周囲のサポートを頼りましょう。

日常でできる予防・サポートとしては、

・カルシウム(小魚、豆腐、乳製品など)

・ビタミンD(きのこ類、日光浴)

・たんぱく質の摂取

・呼吸や姿勢を整える軽いヨガやストレッチ

などがおすすめです。

骨を強くするのは「栄養」だけでなく、「呼吸」「姿勢」「心の安定」も関係しています。

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ママ自身が心地よく過ごせることが、いちばんのケアにつながりますね

 

ヨガの視点からできること

骨を支えているのは、骨そのものだけでなく、「姿勢」「呼吸」「心の状態」も関係しています。

産後は抱っこや授乳で背中が丸まりやすく、胸が閉じ、呼吸も浅くなりがち。

その状態が続くと、筋肉がこわばり、体のバランスが崩れ、骨への負担も増えてしまいます。

ヨガでは、

・背骨をゆっくり伸ばす動き(キャットアンドカウ、三角のポーズなど)

・胸を開く呼吸

・骨盤を整える軽いポーズ(がっせきのポーズ、三日月のポーズ、ダウンドッグなど)

を取り入れることで、体のめぐりを促し、姿勢をやさしく整えることができます。

 

「赤ちゃんを抱っこしたまま深呼吸する」

「寝転がって両膝を胸に引き寄せる」

そんな小さな動きでも十分です。

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“ヨガ=頑張る運動”ではなく、“自分をゆるめて整える時間”として取り入れてみてください🧘🏻‍♀️

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